一般社団法人人的資本経営推進協会は、2025年4月10日より賛助会員の募集を開始します。
人的資本経営推進協会が主催する「ARCH定例会」は、人的資本経営の実装・開示について青くさく議論する場です。
日本企業の人的資本経営の深化を目的とし、企業の推進者同士が集まり、実務レベルでの知見を共有・議論します。
共通の前提を揃え、問いを投げかける
各社の取り組みと課題を共有
構造化と難所を特定し、乗り越え方を議論
学び・気づきを共有し、持ち帰り実践
単なる事例紹介ではなく、「泥くさい事例」に触れることで解像度を高め、各社が実行可能なアクションにつなげます。また、業界や規模、ステージ、肩書きを超えて「青くさく」議論し合える仲間とつながれる場となります。
2024年は、30社の人的資本経営推進者が集い、「3つの視点」「5つの要素」 を軸に、組織・人材に関する本質的な対話を行いました。2023年12月から2024年10月にかけて、全10回のテーマセッションを開催。そのほか、特別回や合宿、新年会なども実施しました。
各回では、まずテーマに対する前提を揃えたうえで問いを立て、各社の取り組みと課題を共有しました。その後、構造化と難所の特定を行い、乗り越え方を議論しながら、学びや気づきを共有し、持ち帰って実践することを重視しました。
人的資本経営における実務担当者(人事、経営企画、IR担当者含む)
90,000円(税別)/年
ARCH賛助会員規約(本文末)に同意いただくこと
全て都内(現地参加)での開催を予定しております。
【第1回】戦略人事の起点をつくる:経営戦略との連動とAs is-To beギャップの可視化
2025年5月20日(火)19:00-21:00 ※時間変更(懇親会あり)
keynote:太田 昂志(株式会社ゆめみ 取締役CHRO)
人的資本経営のスタート地点は「経営と人事の接続」にあります。
本回では、経営戦略と人材戦略をどう接続し、As is(現状)とTo be(理想像)のギャップを定量的に捉えるのか、その原理と実践を整理します。初回にふさわしく、全体像のインプットと自社の現在地を確認する時間です。
【第2回】「必要な人材は誰か?」を問い直す:動的な人材ポートフォリオの設計と実践
2025年6月19日(木)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:藤間 美樹(株式会社HR&B 代表取締役)
事業戦略は動的に変わり、人材要件も変化します。
本回では、将来を見据えた「人材要件の定義」や「スキル・経験のポートフォリオ」の考え方を学びます。再配置や中長期採用戦略まで含めた“戦略人事の設計力”を磨くための回です。
【第3回】多様性を力に変える組織へ:D&Iを戦略資源として捉えるために
2025年7月15日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:佐々木 丈士(人事コンサルタント / 元 Facebook Japan (Meta) 執行役員 人事統括)
D&Iが“理念”に留まっていないでしょうか?
本回では、性別や年齢に限らない「知・経験の多様性」をどう組織の強みに変えるか、また、それを事業成果につなげるにはどうしたらよいかを考えます。多様性の“活用設計”に挑む回です。
【第4回】学びが動きを生む組織へ:リスキルを仕組み化する設計力
2025年8月19日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:井上 陽介(株式会社グロービス ブランディング&マーケティング•コミュニケーション部門 マネジング・ディレクター)
急速な技術革新や事業転換の中で、社員の学び直しは最早不可欠です。
本回では、リスキルの必要性をどう可視化し、育成と評価をどのように連動させ事業価値を引き上げるかを扱います。自律的学習と組織の戦略を接続するヒントを持ち帰ります。
【第5回】“声を力に変える”:エンゲージメントの可視化と戦略活用
2025年9月16日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:田中 伸明(株式会社イー・ファルコン 代表取締役社長)
エンゲージメントサーベイは取っただけで終わっていませんか?
本回では、従業員の声を可視化し、戦略に反映させていくための設計と仕組み化をテーマにします。従業員の「状態」を見る力と、それを「行動」に変える視点を養います。
【第6回】場所と時間に縛られない組織をどうデザインするか?:働きやすさ×働きがいの両立
2025年10月21日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:永島 寛之(元ニトリ人事責任者 / トイトイ合同会社 代表)
テレワークやフレックスの導入は進んだものの、組織としての一体感や成果創出のあり方に悩む声も増えています。
本回では、柔軟な働き方を支える制度・文化・マネジメントのあり方を問い直し、「自律」と「共創」が両立する組織を探ります。
【第7回】文化は戦略的につくれるか?:経営理念やMVVと仕組みをつなぐ“見えない資産”の育て方
2025年11月18日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:伊東 拓真(iYell株式会社 執行役員CHRO)
企業文化は、“貼り紙”ではなく“制度と行動の積み重ね”で社員の行動が慣習になり文化が醸成されます。
本回では、組織文化をどう定義し、人事制度(評価・報酬・配置)とどう整合させていくかを学びます。自社らしさを制度として育てるための視点を得る機会です。
【第8回】他社に学び、自社を描く:人的資本経営の統合実践を考えるワークショップ
2025年12月16日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:(調整中)
年間の集大成として、他社の実践事例に学びながら、自社の取り組みを振り返るワークショップを実施します。気づきや学びを「自社で何をするか」という具体的なアクションに変換し、2026年に向けた一歩を踏み出す対話の時間です。
グループワークを主体とし投資家プレゼンを行います。
※内容は一部変更する可能性ございます。
一般社団法人人的資本経営推進協会(以下「当協会」といいます)は、賛助会員として登録された法人・団体・個人(以下「会員」といいます)が参加するコミュニティ「ARCH -人的資本経営で企業価値を高める会-」(以下「本プログラム」といいます)に関し、以下の通り規約を定めます。
本プログラムは、人的資本経営に関する知識の共有、実践的取組の促進、参加企業同士の相互学習・連携を通じて、企業価値の向上および人的資本経営の社会的普及を図ることを目的とします。
1. 本プログラムへの参加は、当協会が定める所定の手続を経て賛助会員として登録された法人・団体・個人に限ります。
2. 会員は、本規約に同意の上で参加するものとし、参加に際しては別途定める参加費を支払うものとします。
1. 会員は、本プログラムの参加を通じて知り得た他の参加者またはその所属企業に関する一切の非公知情報(以下「機密情報」といいます)について、善良な管理者の注意をもって秘密として保持し、当該情報を第三者に漏洩、開示またはSNS等で発信しないものとします。
2. 前項の義務は、会員のプログラム終了後も継続します。
3. ただし、以下のいずれかに該当する情報は機密情報に該当しないものとします。
・開示時に既に公知となっていた情報
・会員の責によらず公知となった情報
・会員が独自に保有していた情報
・正当な権限を有する第三者から適法に取得した情報
・機密情報に依拠せず独自に開発された情報
4. 機密情報の漏洩が発覚した場合、速やかに当該開示者および当協会に報告し、必要な指示に従うものとします。
1. 本プログラムにおいて提供される資料、教材、ソフトウェア等(以下「配布資料等」)の著作権その他知的財産権は、当協会または提供者に帰属します。
2. 会員は、当協会の書面による事前承諾なしに、配布資料等の全部または一部を複製、改変、公衆送信、第三者への提供・譲渡等を行ってはならないものとします。
3. 本プログラムにおける討議や事例のうち、機密情報を除きナレッジ化した情報(以下「ナレッジ情報」)については、今後の参加者や一般企業に向けて当協会が公開することを会員は予め承諾するものとします。
1. 当協会は、本プログラムの実施風景(オンライン含む)の写真・動画撮影・録音・スクリーンショット等を行う場合があります。会員はこれを承諾するものとします。
2. 撮影・記録された素材は、以下の目的に限り、外部媒体(Webサイト、報告資料、広告媒体等)で使用されることがあります。
・本プログラムの紹介・報告・広報
・人的資本経営の普及啓発
3. 当協会は、当該素材を公開する前に、必要に応じて当該会員に事前確認を行います。
会員は以下の事項を遵守するものとします。
1. 原則として、全日程に現地参加すること(やむを得ない場合はオンライン可)
2. 他の参加者への営業・勧誘行為の禁止
3. 個人情報保護法、著作権法等の関連法令の遵守
4. 当協会およびプログラム運営事務局の運営方針への協力
会員の個人情報は、当協会のプライバシーポリシーに基づき適切に取り扱うものとします。
1. 会員の参加状況や規約違反等により、当協会は当該会員の参加停止または除名を判断する場合があります。
2. 年度途中での退会による参加費の返金は行いません。
会員が本規約に違反し、他の会員または当協会に損害を与えた場合、当該会員はその一切の損害を賠償する責任を負うものとします。
当協会は必要に応じて本規約を改定できるものとします。改定後の規約は、会員に対して通知された時点で効力を生じるものとします。
本規約は2025年4月1日より施行する。