一般社団法人人的資本経営推進協会では、人的資本経営における実務担当者(人事、経営企画、IR担当者含む)を対象としたコミュニティ「ARCH定例会」第1回を、2025年5月20日開催しました。
※ARCHとは「Accelerating and Raising corporate value through human capital management」 の略です。
※ ARCH定例会への参加資格は、賛助会員です。
人材版伊藤レポートの3つの視点、5つの要素でテーマを設定し、基調講演とワークショップを通じて各テーマについて深め、さらに懇親会を通じてネットワークを強めることを目的としています。
【第1回の内容はこちら】
テーマ:戦略人事の起点をつくる:経営戦略との連動とAs is-To beギャップの可視化
日時:2025年5月20日(火)19:00-21:00 (懇親会あり)
keynote:太田 昂志(株式会社ゆめみ 取締役CHRO)
人的資本経営のスタート地点は「経営と人事の接続」にあります。
本回では、経営戦略と人材戦略をどう接続し、As is(現状)とTo be(理想像)のギャップを定量的に捉えるのか、その原理と実践を整理します。初回にふさわしく、全体像のインプットと自社の現在地を確認する時間です。
当日は28名が参加。
冒頭は、伊東 拓真(人的資本経営推進協会 理事 / iYell株式会社 執行役員CHRO )よりチェックインと題してARCHと協会を紹介。その後、太田 昂志 氏(株式会社ゆめみ 取締役CHRO)よりキーノートおよびワークを行いました。
参加者からのアンケート結果
満足度について:
全体の満足度:「大変満足」「満足」の回答が全体の約90%
グループワーク:
「時間が足りなかった」という声もありつつ、
「他社の考えを聞けた」「新たな視点が得られた」など前向きなご意見多数
気づき・学び:
正しい問いを立てることの大切さ。
一気にかえる。経営陣がまずは変革を。
”戦略人事”に携わってらっしゃる方々からの発想が自分にとっては新鮮だった。
現場との対話量。ある程度自身でやれているのではという慢心
あらためて基礎を学び直す必要性を痛感しました。地上戦と空中戦、問いが正しいか、など肝に銘じたい言葉がたくさんありました。
採用を担っておりますが、本来その上位にあるべき考え方を学べました。
現場の巻き込みの重要性
戦略と人事のつなぎがいかに大事か、それができているようでできていないことが多いことにあらためて気づけた
経営と人事の交差点をもっと作っていかないといけないと思いました。明日からよりコミュニケーション増やして、共に変革の一歩を踏み出していきたいと思っております。
「組織は社会課題を解決する箱でしかない。会社を残す必要はナイ…」本当にその通りと思いました
何となく理解していたものの解像度が上がった。
自社の現状から、戦略や制度だけでなく納得感や理解、カルチャー醸成が大事だと感じました。
商売っ気のある人事を目指したい!
経営戦略との紐付け、外資だからと言い訳にしてはいけないということを改めて気付かされた
制度がメッセージなんだと再認識、空上と地上のバランスを考え直したい
漠然としていたできていない事が、体系立ててて確認できた事が一番の学びです。
自社の状況を整理するための、叩き台になりました。
経営戦略があってこその人事戦略であること。評価制度の重要性。
人事内の機能構成を考え直す必要があると感じた。
経営との関わりを意識していたが、現場との地上戦にもより気遣いが必要だと痛感。
ゴールをおくことで全て戦略が変わる
人材マネジメントの重要性
全体的に視野が広がり、整理されました
懇親会も大変盛り上がりました!
(後ろの座席の皆様、全然映ってませんが・・・!汗)↑
次回、第2回は6月19日(木)18:00-20:00に開催。
テーマ「必要な人材は誰か?」を問い直す:動的な人材ポートフォリオの設計と実践。
keynote講師は藤間 美樹 氏(株式会社HR&B 代表取締役)です!
ARCH 定例会に参加に参加いただけます賛助会員、ご関心ある方はぜひこちらからご確認・ご応募ください。