一般社団法人人的資本経営推進協会では、人的資本経営における実務担当者(人事、経営企画、IR担当者含む)を対象としたコミュニティ「ARCH定例会」第6回を、2025年10月21日開催しました。
※ARCHとは「Accelerating and Raising corporate value through human capital management」 の略です。
※ARCH定例会への参加資格は、賛助会員です。
人材版伊藤レポートの3つの視点、5つの要素でテーマを設定し、基調講演とワークショップを通じて各テーマについて深め、さらに懇親会を通じてネットワークを強めることを目的としています。
【第6回】の内容はこちら
2025年10月21日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:永島 寛之(元ニトリ人事責任者 / トイトイ合同会社 代表)
場所と時間に縛られない組織をどうデザインするか?:働きやすさ×働きがいの両立
テレワークやフレックスの導入は進んだものの、組織としての一体感や成果創出のあり方に悩む声も増えています。
本回では、柔軟な働き方を支える制度・文化・マネジメントのあり方を問い直し、「自律」と「共創」が両立する組織を探ります。
会場は株式会社キュービック。当日は31名が参加しました!
冒頭は、田中 伸明(人的資本経営推進協会 理事 / 株式会社イー・ファルコン 代表取締役社長 )よりチェックインと題してARCHと協会を紹介。その後、永島 寛之(人的資本経営推進協会 理事 / 元ニトリ人事責任者 / トイトイ合同会社 代表)よりキーノートおよびワークを行いました。


参加者からのアンケート結果
全体満足度、キーノート満足度共に満足度89%以上
コメント
他社の取り組みを詳しく聞けた。
各社の事業戦略との接続について、皆さんの問いが大変参考になりました。
身近な話題でしたが、それを経営戦略と結びつけてお話しいただいたことが非常に学びになった。
グループワークで多様な企業様のお話を伺うことができ、視野が広がった。
正解は無いが、多様な事例から学び・考える機会となりました。
まとめ方が難しく、次のステップまでいけなかったが、自社の課題を整理するきっかけになった。
気づき・学び
働き方も制度ではなく経営戦略の一部として捉える重要性を理解した。
「なぜその働き方を採用するのか?」という Why の説明視点 の大切さを再認識。
組織フェーズや事業モデルによって最適解は異なることを学んだ。
社員の感情における「to be」をイメージするという視点が新鮮だった。
慣習的に行っていることの中にこそ、違和感という変革のヒントがある。
ウェットな部分(感情・文化)を含めて設計することの大切さを実感した。
生産性の定義を改めて整理でき、HR・PR・IRの連携の意味を理解した。
懇親会はそのまま会場で行いました!25名が参加し、大変盛り上がりました!

次回、第7回は11月18日(火)18:00-20:00にて開催。(その後懇親会あり)。
テーマ「文化は戦略的につくれるか?:経営理念やMVVと仕組みをつなぐ“見えない資産”の育て方」。
keynote講師は、当協会の理事でもある伊東 拓真(iYell株式会社 執行役員CHRO)さんです!
どうぞよろしくお願いします!