一般社団法人人的資本経営推進協会では、人的資本経営における実務担当者(人事、経営企画、IR担当者含む)を対象としたコミュニティ「ARCH定例会」第6回を、2025年10月21日開催しました。
※ARCHとは「Accelerating and Raising corporate value through human capital management」 の略です。
※ARCH定例会への参加資格は、賛助会員です。
人材版伊藤レポートの3つの視点、5つの要素でテーマを設定し、基調講演とワークショップを通じて各テーマについて深め、さらに懇親会を通じてネットワークを強めることを目的としています。
【第7回】の内容はこちら
2025年11月18日(火)18:00-20:00(懇親会あり)
keynote:伊東 拓真(iYell株式会社 執行役員CHRO)、唐澤 俊輔(Almoha 共同創業者COO / Startup Culture Lab. 所長)
文化は戦略的につくれるか?:経営理念やMVVと仕組みをつなぐ“見えない資産”の育て方
企業文化は、“貼り紙”ではなく“制度と行動の積み重ね”で社員の行動が慣習になり文化が醸成されます。
本回では、組織文化をどう定義し、人事制度(評価・報酬・配置)とどう整合させていくかを学びます。自社らしさを制度として育てるための視点を得る機会です。
会場は前回に引き続き株式会社キュービック。当日は27名が参加しました!
冒頭は、伊東 拓真(iYell株式会社 執行役員CHRO)よりチェックインと題してARCHと協会を紹介。その後、唐澤 俊輔(Almoha 共同創業者COO / Startup Culture Lab. 所長)よりキーノートおよびワークを行いました。


参加者からのアンケート結果
全体満足度:満足以上 100%
キーノート満足度:満足以上 100%
コメント
フレームワークと実体験を行き来する構成が理解しやすかった
各社の課題や状況を共有し合うことで、自社を見つめ直す良い機会になった
組織カルチャーについて体系的に学べた
気づき・学び
取り組みは中途半端では動かない。振り子のように振り切る覚悟が必要
組織カルチャーにおける 一貫性の重要性
文化形成は制度や言葉だけでなく、日々の行動・意思決定の積み重ねである
「12の組織像」「7S・4E・5A」などのフレームワークを通じて、自社を分解・再整理できた
バリューは「掲げる」よりも「体現・語り続ける」ことの難しさと重要性
人事の本質は どう人を巻き込み、誰と事業成長をつくるか
インナーブランディングや採用・育成を、事業成長とどう接続するかの視点が得られた
今回も懇親会はそのまま会場で行いました!24名が参加し、大変盛り上がりました!

次回、第8回は12月16日(火)18:00-20:00にて開催。(その後懇親会あり)。
テーマ「他社に学び、自社を描く:人的資本経営の統合実践を考えるワークショップ」。
どうぞよろしくお願いします!